切ると鳥が飛べなくなる?鳥にとって一番大事な羽

   

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人間と鳥の違いといえば、誰しもが真っ先に思い浮かべることは「空が飛べるか飛べないか」ではないでしょうか。

鳥の中でペンギンやダチョウなどの例外はあるものの、だいたいの鳥は空を飛ぶことができます。それはいったいなぜでしょうか。

その理由はおそらく、「翼がある」からですよね。

虫にも鳥でいうところの翼にあたる羽がありますし、大昔の空を飛ぶ恐竜にも翼があります。

ですから、「翼がある」というのは空を飛ぶために必要不可欠な条件ということができそうです。

しかし鳥は、それだけでは空を飛ぶことができないって知っていましたか?

実は鳥の翼に生えている「風切羽」と呼ばれる羽を2、3本切ってしまうだけで、鳥は空を飛ぶことができなくなってしまうんです。

飛ぶには飛べるんですが、上に飛べなくなるので飛ぼうと思っても徐々に地面の方に落ちてきてしまうんです。

よくペットで飼っている鳥が飛んで逃げてしまわないようにということで、この風切羽をペットショップで切ってもらったり、自分で切ったりということがあります。

小型の鳥だったら家の中で飼うだけなのでいいんですが、心配な人だったり、中型、大型の鳥を飼っている人はそのようにします。

この風切羽、具体的にどの部分の羽かというと、翼を広げた時に一番外側に生えている長い羽のことです。

つまり、この風切羽は空気を押し出す役割をしている羽なんですね。うちわとか扇子と一緒です。

これがないと一生懸命羽ばたいても、空を切っているかのようになって飛べない、というわけです。

2、3本くらい羽が無くても飛ぶのに支障はないと思ってしまいますが、実はそんなに大事な羽があるんですね。

一方で、昔の恐竜って最初は羽はありませんでしたので、当然風切羽がないわけです。

今の話から行くと、翼だけなので空が飛べるとは限りません。いったいどうやって空を飛んでいたんでしょうか。

どういうことかというと、これはプテラノドンみたいな空飛ぶ恐竜を思い浮かべてもらえたらわかりやすいと思います。

翼の外側の方がとても長くないですか?

これが鳥でいうところの風切羽と同じ役割をしてくれていたから翼だけで飛ぶことができたんですね。

というかそもそも、鳥の祖先は恐竜です。

こういった空飛ぶ恐竜の翼に羽が生え始めて、翼ではなく羽で空気を押し出すというように進化を遂げたから、今の風切羽という羽ができたんでしょう。

鳥は風切羽がなかったら空を飛べませんが、当然風切羽だけあったら飛べるというわけでもありません。

ですので、鳥が空を飛べるのは「翼と羽がある」からということなのですが、やっぱりそれでも条件として十分ではなくって、体のつくりとかいろいろうまくできていたりするので、飛べる理由は一言では言えません。

まあ、「翼と羽がある」ことは重要な要素の一つということですね。

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